燐月(リンゲツ) THE ANIMETION The Best

『 レビュー : 感想 』

この作品のセールスポイントは、何を置いても「連続する豊富なＨシーン」に他なりません。ヒロイン鮎美の後ろめたいセックスシーンと、四姉妹が織り成す様々なシチュエーション。全編をと通して約７割がエッチシーンになるボリュームです。

もちろん、単にエッチなシーンが多いだけでは魅力半減ですよね。燐月のいいところは、主人公・直人を中心として緋月家の四姉妹がＨに巻き込まれていくストーリー展開なんです。理不尽な宿命を少しずつ受け入れていく鮎美たち。自然と惹かれあう二人。夕暮れの校舎でのラブシーン＋Ｈシーンなど、シチュエーションはもちろん、絵の質感も悪くありません。

あえてマイナスポイントを挙げるとすると、エッチシーン以外で絵の質感が甘くなるあたりでしょうか。はっきり言うと「鮎美はもっと可愛いんじゃない？」「直人はもっと凛々しくてもいいんじゃない？」ってシーンもありました。それでも一番大事なＨシーンが、マイナスポイントとなるような質感にならなかった点は評価できるポイントです。

「孕ませ系＋純愛系」の相反するジャンルの中では納得できる次元でバランスの良い作品として、今回オススメすることにしました。前半は「孕ませ系」、後半は「純愛系」に進展する直人と鮎美の葛藤がストーリーとＨシーンを楽しませてくれました。

緋月鮎美

燐堂直人

Ｈシーン

ストーリー

絵の質感

オススメ度

サンプル画像 ＆ 『百聞は一見に如かず』なレビュー

物語の主人公・燐堂直人は、「女子しか生まれなくなる呪い」をかけられた一族の末裔。この呪いを打ち破る方法はただひとつ。霊力の強い家系の女に子を産ませること。一族を救うため祖父・万蔵から、緋月家四姉妹の誰かを孕ませるように命じられてしまう。

初めのうちは本意ではなかった直人だったが、自分の宿命を受け入れ、四姉妹の中から三女・鮎美にターゲットを絞る。理由は「一番落としやすそうだった」から。こっそりと夜這いを計る直人だったが、鮎美に拒まれ失敗に終わる。そんな二人の恋はここから始まっていく。

その後、献身的な鮎美に惹かれていく直人。そして鮎美も直人と過ごす時間を快く感じるようになっていく。しかし、直人は自分の宿命も忘れた訳ではなかった。他の姉妹にも躊躇なく手を出していく…。

妹・美津菜に性教育を施し、オナニーマシーンにしてしまう。また姉・詩乃にも一度は拒否しながらも、激しく自らのDNAを中出ししていく。しかも、不用意にもその一部始終を鮎美に目撃されていることに気づきもせずに。

直人を愛しつつも信じることをためらう鮎美。鮎美を愛しつつも宿命を全うすることを優先する直人。二人を弄ぶ古の呪縛は、彼らを淫欲の道へ堕とすのか？それともハッピーエンドへと導くのか？鬼畜と純愛に翻弄され続けるストーリー、それが「リンゲツ」です。

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ストーリー

宿命の契りを結ぶために…あなたの赤ちゃんが欲しいの！

はるか昔、燐堂家はもののけによって呪いをかけられる。それ以来、生まれて来る子供は女児ばかりに…。呪いに打ち勝つためには、三代ごとに強い霊力を持つ一族「緋月家」の血を引くものをめとり、緋月までに子供を作らなければならなかった。

そして、時は流れて現代。あの忌まわしい呪いが、今度は「燐堂直人」にふりかかる。呪いを打ち破るためには緋月家の四姉妹のうち、誰か一人を孕ませなければならない。孕ませるか、滅びるか。鬼畜か、純愛か。直人の辿りつく結末は…。

キャスト

※ 太字は私の好きな声優さん

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